精確な射撃が可能!
中折れ式シングルショットグレネードランチャー! 

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サバイバルゲームで拮抗状態を打開する新兵器といえばグレネードランチャーです!
ですがこれ一本をメインとしてフィールドを駆け回る勇気はまだ無いのでバックアップの銃として運用するべく、出来るだけコンパクトで軽量なカッコいい物をチョイスしたい!

そんな願望を見事叶えてくれる夢のグレネードランチャーは・・・!


B&T_GL06



というわけで始まります、今回ご紹介する物はコチラ!

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B&T(Brügger & Thomet)社のグレネードランチャーGL-06
M79グレネードランチャーのようにシングルショットかつ中折れ式という浪漫溢れる近代的なグレネードランチャーです!ヨーロッパの警察機関からの要望で作られた本銃は戦地で使用するのではなく主に暴徒鎮圧用としての運用が想定されてグレネードランチャー中では珍しい比類無い程の命中精度を誇るそうです。

それでは早速レビューしていきます。

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パッケージはこんな感じ。妙な高級感が漂っています。

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概観はこんな感じ。
小さすぎず大きすぎず、程よいサイズなのでメインとは別にコチラを装備してサバゲーをしても問題無いくらい取り回しは良いです。(大事なポイント)

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一応サイズ比較。
ミリガバと比べてみてもそう大きく無いことが伝わってくるでしょうか。

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ストックを折り畳んだ図。

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ストックを折り畳むとグッとコンパクトになります。
mp5kとほぼ同じサイズ感です。

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ストックはサイドのレイルに噛ませて固定する方式なのでサイドレイルを取っ払うとストックが折り畳めなくなります。

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ストックはH&Kでよく見かけるデザインのストックです。
ストックの展開方法もH&Kと同じです。

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トリガーはロングトリガーな印象を受けますがトリガーが引き辛いということはないです。
トリガーの引きの感覚も重くなくスッキリとした引き心地です。

従来のグレネードランチャーと同じくトリガーとピンが連動していて引き金を引けばピンが押し出される合法的な構造になっています。しかしこの製品は仕上げが上等なのかトリガーにクリック感がしっかりあり、そこら辺のグレネードランチャーとは一線を画している気がします。

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中折れギミックで大事なのはバレルの跳ね上げです。
バレルを開放するためにはトリガー前にあるリリースレバーを押し込む必要があります。
ちなみにこのレバーはアンビになっているため左右どちらからでも操作可能です。

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押し込むとバネの力でバレルが押し上げられます。
このバネ、結構パワーがあるためカートを装填している状態でもバレルをストレス無く跳ね上げてくれます。

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セーフティをかける際はこの赤いマークがあるボタンを押し込みます。

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押し込むと反対側のセーフティは白いマークが飛び出します。白色マークがセーフティです。

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上下左右に金属製20mmレイルが完備されているので拡張性はバツグンです。

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赤矢印で指し示した箇所はスリングを掛ける箇所です。
左右どちらにもスリングスイベルが付いているため状況に応じてスリングを付け替えたりすることが可能です。ただし、プラスチック素材のため強度は不明。

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サイトはこんな感じ。
リアサイトもフロントサイトも調整不可能。おまけに結構位置が低いため狙い辛い。
20mmレイルがバレル上部に設置してあるのでドットサイトなど光学機器をマウントした方が実用的です。 

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フロントサイトはオレンジ色のパーツが埋め込まれています。

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バレルは金属製(アルミ)でバレル内部にはライフリングなどはありません。

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使用するグレネード弾は現在様々なメーカーから多種多様なバリエーションが販売されています。
今回私が用意した弾はG&P製18P40mmガスグレネード弾です。
この弾は18発装填という40mmグレネード弾の中では一番装弾数が少ないですが、その分飛距離が十分にあり実用的です。その上見た目が一番リアルで飾っておくだけでも様になります。

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残念なところはプリントされたマーキングが剥がれ易いということ。
頻繁に使用する方ならこのマーキング部分は既にツルッツルになっていると思います。

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BB弾を発射する時は弾頭カバーを外さないといけないところは非常に残念です。
せっかく最近ボール盤を導入したので、カバーに穴をあけて外さなくても使用できるようなカスタムをしたいと考えています。

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早速装填。ストレスなくスムーズにスポンと入ります。
バレルとカートの隙間もほぼ無いので妙なガタも無いです。

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40mmグレネードを装填するとバレルのスリット部分からリムが見えます。 
これで装填されているかどうか目視で確認出来ます。 



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それではトイガンのカタログスペックを紹介します。

【全長】590mm/バレル長は280mm/ストック折り畳み時は385mm 
【重量】およそ2200g
【材質】ABS/バレルはアルミ(金属)
【装弾数】1発(40mmガスグレネードカート)
【初速】使用するカートに依存します。
【集弾性能】使用するカートに依存します。
【その他】ダブルアクションオンリーなところは実銃同様。
【備考】ARES製GL-06はB&T社からの正式ライセンスを受けているそうで刻印等は実銃と同じ。
 

【総評】
・コンパクトで取り回しが良い(3★)
・剛性はバッチリ。バレルも金属製で、ストックのグラつきも無し(3★)
・4面レイルなので使いやすいようにカスタマイズし易い(3★)

今回のトイガンのオススメ度は・・・
★★★★★★★★★✩ 星9個! 

正直、悪いところが見当たりません。
強いて挙げるとすればリアサイトの調整が出来ないことと、サイト自体が低く狙い辛いという点ですが、光学機器を搭載すれば問題無い話なのでマイナス評価にはならないでしょう。

剛性もしっかりしていてバレルは金属製で実銃刻印なのでチープな感じは一切なく、所有欲を満たしてくれます。また重量もそこまで重くは無く、コンパクトなグレネードランチャーなのでサバゲーなどでも活躍してくれそうです。

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(カスタム例↑)
 
M79をタクティカルなカスタムにしたらこんな感じになるんだろうなぁという印象を受けるGL-06、操作性も良くオススメ出来る一品です。 



GL-06のレビュー記事はこれで終わりです。
記事ラストにちょっとしたアクセサリーパーツを紹介して終わります。

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『MOUNT TIGER製40mmグレネード用セーフティピン』です。 
ガスグレネードを使用する時に最も起こる事故それは暴発です。 
暴発原因の多くは放出バルブを間違って押し込んでしまうことですが、それを物理的に防ぐアイテムがこのセーフティピンです。

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使用方法はこんな感じ。
シンプルな構造ですがこれで暴発を防げます。
サバゲーでグレネードを使用する方はこういうアイテムを一セット持っていても損は無いと思います。

 
今回ご紹介した商品はこちら↓