レクソン製ボール盤フライス化計画第一弾は『Z軸の追加』!

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これから約3回に分けてレクソン改造記事をアップしていきます。

第一回目は『Z軸の追加』←イマココ

第二回目は『X軸Y軸の追加』

第三回目は『ドリルチャックの溶接』

以上、三回の記事を終える頃にはボール盤は簡易フライス盤に変身していることでしょう。
尚、レクソン製ボール盤自体のレビュー記事は以下を参照してください。
【工作機械】 REXON(レクソン) 小型卓上ボール盤 【レビュー】



いきなりですが、実はレクソン製ボール盤を買う前に悩んでいた機種があります。
それがコチラ↓

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『プロクソン(PROXXON) フライスマシン 27000』です。

このフライス盤はボール盤の機能も兼ねているためこれ一台でパーツの切削から穴あけ加工まで万能に行える夢のような卓上マシンですが、重量20kg近くでサイズもレクソン製ボール盤より一回りほど大きく、また価格はレクソン製ボール盤の5台分と高価。
それでも5万円程度でフライス盤が買えるならむしろお得な部類ですが重量20kgは流石に・・・っていうことで断念。ちなみにレクソンは8kgくらいと非常に可愛い重さ。

これからフライス化するに辺りこのプロクソン製と差をつけられることを挙げるとすれば

・出来上がりの最終的な価格がプロクソンより安い(安く済ませるための部品選定作業はプライスレス)
・プロクソンより小型で軽量
・元々がボール盤なので単純な穴あけ作業なら精度は上(だと信じたい・・・。)

例えるなら軽自動車がスポーツカーに勝つために必死にカスタムした感じの物にしか仕上がらないため、
ぶっちゃけ素直にプロクソン製を買った方が良いという意見もあったりなかったり・・・。

でも買った以上はレクソンを改造して小型万能マシンに変身させましょう!
ということで第一回目の改造は『ボール盤にZ軸を追加しよう!』です。
 
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使用する部品はコチラ。
『鍋屋バイテック(NBK) セブンロブノブ KSM-32-M6-45』
『八幡ねじ 板付ナット M6 』 ←四隅の固定穴はM4ボルトが対応しています。

先に結果を書きますが、ノブのネジ長は45mmより60mmくらいのものを購入したほうが良いかもしれません。45mmではz軸方向の稼動域が非常に狭いです。

さて、M6サイズのネジを使用するのには理由があります。
M6ネジのピッチ(間隔)は1mmだからです。
シビアな調整を必要とするフライス盤ではこれくらいの細かさは大事。
大体ノブを一回しすれば1mm下にドリルチャックが下がります。

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早速カバーを外して穴をあけて行きます。
まさかボール盤による初加工対象がボール盤その物だとは・・・! 

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フタに穴をあける位置ですが、おおよそ赤丸の箇所にネジが来るようにします。
高速回転する円盤(プーリー)やベルトに当たってしまうと破損の原因になりますので上手く調整しなくてはなりません。

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Let'sボール盤!

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フタが大きく、バイスで固定出来なかったため手で押さえた結果少し歪な円になりましたがまあ良しとします。 

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土台を取り付けるとこんな感じ。
結構キレイな仕上がりで思わずドヤ顔。

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裏側からみるとM4ボルトがニョーンと飛び出しています。
これではフタが閉じられないためボルトをカットします。

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その時に役立つのがこの万能ペンチ。
『フジ矢 万能電工ペンチ(ファストン端子・裸圧着端子両用) 刃部【切断・皮むき】研磨仕様』
これ本気(マジ)でオススメですよ。ボルトカットの他に電動ガンの配線処理をする時に役立ちます。

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で、コチラがボルトをカットした後の画像です。
これでフタが閉じられるようになりました。

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そしてノブを装着してZ軸の調整ノブの完成!
これでドリル刃を任意の位置で微調整&固定が可能!

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使いやすいように機械を改造する・・・ちょっとハマッてきました。
近くにホームセンターがある人ならZ軸追加加工の部品は数百円くらいで調達可能です。 
非常にリーズナブル! 

次は第二回『X軸Y軸の追加』です。
次の記事が何時の投稿になるかは分かりませんが出来るだけ早めに投稿したいと思います。

それでは乞うご期待! 

第二弾アップしました!詳細はコチラ↓

【工作機械】 ボール盤フライス化計画その2 【カスタム】



今回ご紹介した工具はコチラ↓