一撃必殺!シングルアクションマグナムリボルバー!

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今回ご紹介するトイガンは今では廃番となってしまった貴重な(?)リボルバー
マルシン製ホークタロン MAXI8です! 

もうその存在は表では中々見ることが出来ず、残りは小さな模型屋かオークションだけとなってきました。
今は新カートリッジ(Xカートリッジ)タイプへと進化したホークタロンが売られていますが、
これもまた希少な存在となりつつあります・・・。

今回ご紹介するこのトイガンは偶然見つけた小さな古い模型屋のショーケースに並んでいました。(新品)

勿論、即購入です。


話は遡ること2年前・・・、いつものようにネットでトイガン画像を見て回っていたところこの画像を発見

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当時バイオハザードというサバイバルホラーゲーム(ゾンビゲーです)にハマっていた私には、
それがまるでバイオハザードに登場しているマグナムリボルバーのように見えてしまい強烈に惚れ込んでしまったのです。
ですが、即購入しようとネットを漁っても出てくる文字は「売り切れ」の4文字ばかり・・・。
あれから2年が経ち、模型屋で偶然巡り逢った時は運命を感じました(´▽`

一撃必殺の代名詞とも言える強力な44口径マグナム弾を撃ち出す回転式大型拳銃・・・

もう浪漫の塊です|д゚)

バイオハザードに登場するマグナムは多くは実在する銃ですが中にはオリジナルのモデル(いわゆる架空のモデル)もあります。

このホークタロンも実はマルシンオリジナルで実銃には存在しません。
モデルは44口径弾を使用するリボルバー『スーパーブラックホーク』
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マルシンが「スーパーブラックホークを競技用にカスタムしたらこんな感じになるだろう」というコンセプトのもと作られたのがホークタロンです。 

実在しない銃とか・・・と思われがちですが、

架空モデルでもカッコよければそれでいいんです( ゚Д゚
 
さてそろそろ本題に入ります。
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箱はこんな感じ。
お祭りの屋台に並んでいそうなパッケージデザインでなんだか懐かしいです。
お祭りの屋台といえば屋台に並んでいるエアガンを景品にしたクジって、
当たった試しがありませんでした。(本当に当たるのだろうか)

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銃の外観はこんな感じ。
グリップの大きさが目立ちますが実際に手に取ると非常に握りやすいです。
ガタツキもたわみも無く、カッチリしています。 

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特徴的なフラットなバレルに先端のコンペンセイター。
まさにマッチカスタムといった感じです。

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シリンダーはくぼみが無い昔のデザインですが、どこか新鮮さがあります。

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刻印もバッチリ。

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ゾンビも一発で吹き飛ばしてしまいそうな精悍なフォルム。

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機構はSAAとほぼ同じなのでローディングゲートを開けて

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ハンマーを少し引く(ハーフコック)とシリンダーロックが外れ回転します

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そしたら一発ずつ弾丸を込めていきます。
SAAといったらこの動作が一番の醍醐味ではないでしょうか。

続いてはハンマー。
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カチッと起こすとシリンダーが同時に回転して発射の合図を知らせてくれます。

ここで注意する点がひとつ
タナカ製のSAAにはハンマーセーフティ機能が備わっていますが、
このホークタロン(同社のスーパーブラックホークにも)セーフティ機能がありません。 
フィンガーセーフティと言って、自分の指がセーフティになります。

つまり撃つ時以外はトリガーに指を掛けないで、ということです。
映画『ブラックホークダウン』の「俺のこの指がセーフティさ」のアレです。 

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リアサイトは調節可能です。

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フロントサイトはこんな感じ。ドットも何も入っていないシンプルなデザイン。

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サイトを覗くとこんな感じ。
至って普通です。

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ハンマーを起こすとファイアリングピンの代わりにシルバープレートが姿を現します。


続いてはカートリッジ
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六発入りの真鍮製カートリッジ(旧タイプ)
流石に新品とはいえ長い間眠っていたものなので黒くくすんでいました。
購入後はすぐに金属磨きでピッカピカに(´▽`

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パッキン類も劣化は見られずバッチリ健在。

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旧式のカートリッジなのでリアルさには欠けますが装填してしまえば関係ありません。
飾る時は44口径のダミーカートリッジを置けばいいだけの話ですからね(´▽`

・・・旧式という響きがカッコいいと思うのは私だけでしょうか。

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BB弾はもちろん大口径の名に恥じない8mmBBです!

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新式のカートリッジ(Xカートリッジ)とは異なり、
このような棒を使って弾をカートリッジの奥まで押し込みます。 

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こんな具合に一発一発カチッカチッと。

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奥までしっかり差し込むとこのような状態になります。

続いてはシリンダー部分
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SAAのシリンダーを外す動作と一緒です。

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ローディングゲートを開けてハンマーをハーフコックし、
赤丸部分を押しながら矢印方向にロッドを引き抜くだけです。

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シリンダーは旧式ならではの・・・
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そうです!中抜きされていないリアル重視のシリンダーなんです!

新式カートリッジのシリンダーはこういうタイプ

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安全対策のためにシリンダーは中抜きされスッカスカです。

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けれども旧式もしっかり安全対策は施されています。
シリンダーの中にさらに真鍮の包みが入っていて、
旧式カートリッジしか入らないようにされています。

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カートリッジの段差はシリンダー内部の包みと合体するように設計されていたんですね。
こうすることにより旧式シリンダーにはダミーカートリッジは入りません。
新式のシリンダーは中抜きされた代わりにダミーカートリッジも入りモデルガンっぽく楽しめます。

リアルではあるがダミーカートが入らない旧式とリアルさには欠けるがダミーカートも入れることが出来る新式。
私はどちらもアリだと思います。


最後に、ひときわ目を引くグリップの紹介
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ラバー(っぽい)グリップには滑り止め加工が施されていて、
射撃時の反動で銃が暴れるのを抑制する効果があります。

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グリップスクリューを外すと片側一面のグリップのみが外れます。

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もう片方は銃自体に固定されていて赤丸部分のねじを外さないと取れません。
従来のSAAグリップと違うのはそこです。

そしてクセモノなのがこの部分・・・。
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ガスタンクまでの距離が長いんです( ゚Д゚
普通のガス缶では届きません。
ガスを入れる時はグリップを片方外してから力技で入れるか、
専用の器具を使わないといけません。

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専用の器具がコチラ。
ノズル延長ノズル。
これは購入すると必ず付属してきます。
絶対に無くさないように気を付けてください。

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延長ノズルを差し込みその上からガスを充填して完了です。

それでは最後にスペック紹介です

【全長】343mm
【重量】970g(カート入り)
【装弾数】6発(8mmBB)
【実射性能】平均0.62J
【集弾性能】5mの距離で約6cm集弾
【その他】可変ホップアップ搭載

材質はヘヴィーウェイト樹脂(HW)でハンマーやトリガー、フロントサイトにリアサイト、
エジェクターチューブとバックストラップは全て亜鉛合金です。
そのためズッシリとした重さでまさにマグナムといった感触を味わえます。
そして8mmBBの醍醐味である大きな着弾音とターゲットに空く大きな穴は感無量の一言に尽きます( ;∀; 

最後に大事なことがもうひとつ・・・。
他のブログの方のレビューを拝見するとどうやらバレルがすっぽ抜けやすいとのことです。
確かに私の個体も少し怪しい感じがします。
バレルを持って振り回したりバレルを壁に叩きつけたりしたら間違いなく取れます。
(そんなことする人はいないと思いますが・・・。)

もしバレルが抜けてしまってもマルシンでは補償してくれません。既に廃番している製品なので。
とはいっても、抜けてしまっても自分で修理するのは簡単そうです。
たとえばインナーバレルにテープを巻いて太くしてバレルを固定したりとか。

【総評】
・初速や集弾性能はバッチリ(5★)
・見た目がとにかくカッコいい(6★)
・重量感がある(3★)
・カートリッジのリアルさ(-1★)
・バレルの耐久性(-2★)
・すでに廃番のため保障適用外(-1★)

・ガスの注入(-1★)

今回のトイガンのオススメ度は・・・

★★★★★★★★★☆ 星9個!!!!
 

売っていたらすぐ保護してあげてください|д゚)オススメです

ちなみに価格ですが、通常は1万7千円から2万円くらいが相場です。
ガスハンドガンとしては非常に高い部類(WAの比ではありませんが・・・。)なのですが、
私が購入したこの個体は新品にも関わらず9700円という破格の値段でした。 

本当にいい買い物しました(´▽`


さてさて、実は付属品がもうひとつあります。
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亜鉛合金の20mmレイルです!

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これを載せることでドットサイトやピストルスコープといった光学機器を装着することが出来ます。 

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装着するとタクティカルな雰囲気が漂ってきてよりカッコよくなりますね(´▽`

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見た目のカッコ良さとレイル分の重量がアップします。
レイル装着で1kg超えます!

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レイルを付けると当たり前ですがリアサイトは使い物にはなりません。

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ドクターサイトなどの小型ドットサイトが似合いそうです。

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一気に厳ついフォルムに|д゚)

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架空モデルは他社を含め他にも多くのモデルがありますが、
私はこのモデルが一番カッコいいと思います(*´▽`*

皆さんももし見かける機会があったら是非手にしてみてください。
きっと惚れると思いますよ。

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ホークタロンでこういう風にラスボスにマグナム弾を叩き込んでみたい(´▽`


今回紹介した製品はこちら↓